AMSRの考え方
デジタル録音が主流の現在に於いても、音楽を生き生きと表現出来ないものかと考えています。
色々な録音の方法や生楽器のディテールを余すことなく再現してみたい。
雑音の無い綺麗な音を追求することは、時として雰囲気であるとか、音楽に一番重要なエッセンスを削ぎ落とすことにもなりかねません。
アナログレコードを聞いたときの、あたかも目の前に演奏家が居るような、音像をＣＤで再現出来ない ものかとずっと考えてきました。

編集段階での音の処理のなかで曲を表現するときの息づかいであったり ピアノのペダル音であったり、振るえた弦に当たる指のタッチ音であったりとその音達は必要なのか不必要なのかを見極め、なるべく、そぎ落とさないようにすることで、生き生きとした音楽が生まれます。

 なんといっても人間が演奏するのですから本来色んな音がするものなのです。
その音が大事なエッセンスであったりするのです。
長年ライブ音響を担当してきた人間としては、特にそういうディテールを大事にしたいと考えています。

今後も新人発掘をはじめ音楽を愛するすべての人を強力にバックアップしていこうと思います。
どうぞＡＭＳＲをよろしくお願いします。

ＡＭＳＲ　代表　モーリー教授こと森下　進

Profile:10歳でギターを始める。
自宅のレコード棚にあった「レイチャールズ」のレコードで音楽に目覚める。
プロのミュージシャンを目指すが電気知識と音楽の融合の仕事、音響技師の道へと進む。
東京の大手音響会社に入社後、子供の頃からの憧れであった「レイチャールズ」のチーフオペレーターを任せられる。
■「Jリーググランドオープニングセレモニー・イン・国立競技場」など
大型イベントの音響プランニングを歴任
■レイ・チャールズ■ニニ・ロッソ■水前寺清子■ピーター■長山洋子■フライドプライド
ほか コンサートツアーのチーフオペレーターを歴任
現在オールミュージックサポートレコードを主催、音楽プロデューサー、ミキシングエンジニアとして活動、また自身も様々な経験で思ったことなどを執筆、「家族愛」や「人間愛」など楽しい会話を織り交ぜながら話す、語り兵衛「も〜り〜」として舞台に出演している。